株式会社セブンシーズ(http://www.7seas.co.jp/)の揚石社長のヒアリング、第3回になります。
今回は「言葉」、「行動」そして「感情」についてです。
--言葉以上にずいぶん気持ちを大事にするんですね?!
他の英会話教室では、「言葉」と「行動」そして「感情」を一致させる事に、ここまではこだわっていないと思います。ドラマをやっている所はありますが、私は劇でもその場面にどのような感情をのせるのか、そこを一番大切にしています。
そこがロールプレイングとは根本的に違う所です。ロールプレイングでは設定された場面の状況をうまく演じる事に挑戦しますが、大切なのはそうではなく、"自分がどう感じているか""誰がどこで何を感じているのか"それをどう表現するかを考えて発信する事です。そこを描く事がactingなのです。
一般的なロールプレイングとの一番の違いは、「real」です。例えば前回出たミーティングを思い出して、そこで「何を話したのか」思い出します。そして何に困ったのか、どこで詰まったのか思い出してもらいます。そこでつまずくと必ず覚えることが出来るのです。そして、「これでいいんだ!」「これで伝わるんだ!」という経験があれば、自信につながります。その気付きは英語とは関係なく得られるものです。
単に言葉だけを反復するようなトレーニングをしても意味がありません。自分にとっての意味をどう作るか、それが大切なのです。そのための仕掛け作りとしてプログラムを作っています。
例えば「What's this?」という質問を練習する時でも、自分が何を感じて「What's this?」と言っているかを明確にします。Coffeeならば、それが熱いのか、温かいのか、ぬるいのか、自分でそれを感じないと、本当の「What's this?」は出てきません。
いつも心に留めているのは恩師のRichard Via氏の「What is real?」「Acting is not pretending」。Pretendしないで自分の台詞を言える状況をどう作るか。自分と関係の無い事について話しても時間が経つと忘れてしまいます。自分が考えた自分の事の話であれば、覚えられる。その言葉が出てくる迄の過程を体験する事を一番大切にしています。
(続きます)
