連休に吹いた神風

この3連休は台風の接近もあり、関東ではかなり風が強く吹いていた。
そんな中、自宅周辺をあるいていると小学生くらいと思われる集団が「か?み?かぁ?ぜぇ?」と叫びながら、走り回っていた。時折吹く強風を「神風」と呼び込んでいるのだろう。

神風かぁと思いながらふと先日お会いしたある企業の担当者から聴いた話を思い出した。
「うちの役員・部長の多くは、ヒット商品が出れば今の経営状態から脱却できると思い、なかなか新たな一手を打たない。確かに過去にはそれで成功したが、神風を期待して日々の努力を怠ってはいけないと思うんですよ。どう思います?」


「はじめの一歩」というボクシング漫画をご存知であろうか?
この漫画の中であるボクサーがセコンドについた父親からこんな言葉をかけられるシーンがある。
「ボクシングに本当の意味でのラッキーパンチは無い。それは一見ラッキーパンチに見えるかもしれないが、そのパンチを打つために毎日サンドバックやミットを打ち込んできた結果なんだ」

そうなのだ、傍からみていると「運がいいな」「ラッキーだな」と思うことはいくらでもある。
我々のお手伝いしている企業でも、思わぬことから想像以上の成果を産み出し大きく飛躍する事がある。
しかし、それはラッキーなのではない。
日々の中でその風を受け止めるだけの体制を整えているから出来ることなのだ。
強い逆風が吹いても耐えることの出来る体制だからこそ、順風の風で大きく飛躍できるのだろう。

厳しい市場環境や激動する社会の中では次に何が起こるかわからない。
だからこそ日々の積み重ねは大切である。当たり前のことではあるが、思わぬところで改めて日々の行動を見直すいいきっかけをもらうことが出来た。
これはこの連休に吹いた私にとっての神風か?