思考を変革すること

2007年も年末になり振り返りや忘年会などで忙しくしている人も多いと思う。
我々がお手伝いをさせていただいている企業でも振り返りを行っていてその状況をお聞きすることがある。今年の夏からお手伝いしている企業の担当者から非常にうれしい話をお聞きした。

その企業は当初取り決めたスケジュールでは業務や社内のイベントの関係でどうしても無理が生じてしまう。そこで担当者は急遽スケジュールを変更し、かなり厳しい期間でOUTPUTを出そうと奔走していた。他のメンバーからや上司との調整では相当苦労をされたようだが何とかスケジュール調整をし、無事に次のステップに進めることが出来た。

後から話を聴いたところ部門の全体の動きを把握していたと思っていたが、完全でなかったために後手後手の対応をせざるを得なかったのが大きな理由だったようだ。彼はここで「次は先手をとります」と約束し、年度末に向けて今奔走している。

先日彼の上司から「今年の社内プロジェクトチームのMVPはあいつだよ。先日の忘年会でも表彰した。普段はチームで1つの表彰だが、今年は個人ごとに表彰したよ」との話を聴いた。
この話は我が事のようにうれしかった。夏以降の彼の頑張り・成長は部門全体に認められていたのだ。しかもこの話をしてくれた上司は非常に厳しい言葉を彼に投げかけ(叱咤激励もあるだろうが)ていたのだ。そのことで彼が悩み葛藤していることも知っていたし、こちらから厳しくフィードバックさせていただいたこともある。しかし何よりも「やってしまった、すいません。」という思考から「ではどうしたらうまく出来るのか?」という変革に成功したことがすばらしいことだと思う。

我々がお手伝いしているコンサルテーションや研修の中で「行動を変革する」「変革計画を立案する」ということを実施させていただくことがある。その中でいかに今まで自分が陥っていた思考の癖から抜け出し、行動するかは非常に重要な課題となる。そこを変革しない限り、どんな計画も絵に描いた餅になってしまう。

2007年の年の瀬になって、非常に気分のよい話を聴くことができた。
来年もこういった体験を皆さんとしていきたいと思う。

written by F