歴史から学んだ事

先日、歴史から何を学ぶかという記事を書いた。
そこでは個人や組織の歴史から感じた事を綴ったが、その後、もっと広く歴史を学びたいと感じていた。
そんな中、ローマの歴史を学ぶ勉強会に参加する機会があった。

この勉強会はローマの歴史から現在のビジネスに活かせるヒントを探す事を目的としており、今迄の自身の歴史観を変えるよいきっかけとする事ができた。

ローマは長い歴史の中で繁栄と衰退を繰り返していた。
その長い歴史の中では、偉人も何人も出てきている。一方で後に「暴君」と呼ばれるような君主が国を束ねていた事がある。
そういった変化の中で、何故ローマは長く繁栄したのか。

「ローマをローマたらしめていたものは何なのか」という質問を投げかける事でその答が見えてきた。
ローマは、その成立初期に十二表法と呼ばれる国を運営していく基本的な考え方を構築した。
大きな柱となっていたのは、「市民が投票して国の長を決める」という考え方のようだ。
国としては何度も大きな変化の節目を迎えたが、最終的にその考え方に立ち返る事が出来たために、「ローマ」の歴史は長くなったようだ。

今迄自分の歴史観は「一人の偉人が活躍し、体制を築きあげていくという」ものだったので、ローマが「人」ではなく「仕組み、考え方」で維持されてきたというのは非常に印象的だった。

「立ち返る事の出来る考え方を持つ」、これは現在の個人にとっても、組織にとっても必要なものだ。
環境や市場が変化する中で、それに手を打って生き残っていく事も大切だ。しかしそれだけでは「自分」を「自分」として、「自社」を「自社」として維持できなくなってしまう。
ではどうすればそういった考え方を築く事が出来るのか。

残念ながら前回の勉強会ではそこまで議論を深める事ができなかった。
次回はその点についても深めていきたい。

written by K