この時期は我々も新入社員の方々と接する機会が多い。
組織に入り、「仕事」に向かう新社会人の意気込みからは、こちらも刺激を受ける。
新しい環境の中でこれから起こる事への期待を感じられる。
ふと自分の事を思い出すと、自分が最初に目指していたのは、「仕事が出来る社会人」だった。
もちろん「仕事」が何かも分からないままに漠然と考えていた事であり、それからしばらくはがむしゃらに目の前の事に取り組む日々が続いていたように思う。
最近になってその「仕事が出来る人」に対しての一つの答が見つかったように感じる。
今迄お会いした人の中で、「凄い」と感じた人にはある共通点がある事に気付いたからだ。
それは「集中力」である。
「集中する」とはどういう事か。
それは、目の前にある課題・問題に対して、全力を傾ける事である。
これは簡単なように見えて、意外と難しい。
ある程度仕事に慣れてくると同時並行で色々な業務を抱えてしまうからだ。
ところが、「凄い」と感じる人は、瞬間瞬間では目の前の事しか考えていない。
目の前の小さな問題だと思われる事にも全力で関わっている。
場合によっては、仕事とは関係無い所でさえ、その集中力を発揮している。
一方で、「視野を広くしなさい」という事も良く言われる。
自分を振り返ると、「視野が広い」事の方が優れていると考えて、目の前の事に集中する事を避けていた。
だが、そうではなかった。漠然と周囲を見渡していても、それは視野の広さに繋がらない。
実は、目の前の仕事に真摯に向かう事で、その仕事だけに留まらない全体像も見えてくるのだ。
いつまで経っても視野が広がらないのは、目の前の仕事に本当に集中していないからだったのだ。
選り好みをせずに、目の前の事に本気になって関わり、結果を出す。
その積み重ねこそが視野を広げていく。
目の前の問題や人にどれだけ本気になり集中できるか。
それが自分自身の成長の近道の一つだ。
新社会人の方々は是非「集中」して活躍して欲しい。
written by K
